情報化社会が進む中で、大切なものにパスワードをかけることは常識になりました。大きなデータを圧縮してまとめるZIPファイルにもパスワードをかけることで、安全に大切なデータのやり取りをすることができます。この記事ではZIP パスワード付きの圧縮フォルダを解凍する方法をご紹介します。
1.ZIP パスワードを使ってファイルを解凍する
圧縮ファイルにZIP パスワードを設定すると、特定の人だけがファイルを解凍することができます。これにより、情報漏えいをある程度回避できます。パスワード付きのZIPファイルを解凍するには、どうすればいいでしょうか。ここで、Windows10/8/7パソコンで、ZIP パスワード付きのフォルダを解凍する操作方法をご紹介します。Windows10にはデフォルトでZIPファイルの解凍機能がついていますので、新しい機能やソフトを追加する必要はありません。
- まずは、解凍したいZIPファイルのアイコンを見つけ、右クリックをします。
- メニューが現れるので、その中から「すべて展開」を選択します。
パスワード入力を求めるダイアログが出てきたらパスワードを入力して、解凍完了です。
ヒント: 別の場所にファイルを展開したい場合には、右クリックではなく、エクスプローラのタブの中にある「圧縮フォルダーツール」の中から「すべて展開」を選択します。ファイルを展開したい場所を「参照」で選んで、あとはパスワードを入力するだけです。普通のパスワードのないZIPファイルの解凍方法とほとんど変わりはありません。
2.パスワード付きのファイルを解凍できない
ZIP パスワード 解析 ソフトを利用して解凍する
パスワード付きZIPファイルの解凍にはパスワード入力が必要ですので、パスワードを忘れてしまった場合には、パスワードを解析して解凍する方法があります。こちらの方法は、Windowsに標準装備されていませんので、ご自身でソフトをインストールする必要があります。初心者の方や迅速に解析をしたい方におすすめのソフトはPassFab for ZIPです。
PassFab for ZIPは、ZIP ファイルを損傷することなく、さまざまな暗号化されたZIPアーカイブからパスワードを解析するように設計された強力的なZIP パスワード 解析 ツールです。ZIP パスワード 解析 ツールは、パスワード解析までの手順がたった3ステップでシンプルな作業で解析ができます。また、解析方法も3つのモードから選択できるので、状況に合わせて効率のいい解析方法が選べます。
PassFab for ZIPを使ってZIP パスワードを解析する手順をご紹介します。まず、PassFab for ZIPをダウンロードして起動します。
ステップ 1:PassFab for ZIPをインストールして起動します。「追加」ボタンをクリックして、解凍できないZIP ファイルを選択します。
ステップ 2:パスワード攻撃モードを選択して、「開始」をクリックして、パスワード回復作業を実行します。攻撃モードは3種類あり、状況によって推奨されるモードが決まっているので、難しく考える必要もありません。
- 「辞書式」:パスワードに頻繁に使用される可能性がある文字のファイルの辞書をもとにして解析する方法です。辞書は作り付けのものを使用することができますが、カスタマイズすることも可能です。
- 「類推式」:文字数の範囲や文字の種類(大文字、小文字、数字、記号)などの情報を指定して、効率よく解析できる。パスワードの一部だけ覚えていても、この方法をお勧めします。
- 「総当たり式」:パスワードについて何の手がかりがないので、すべてのパスワードの組み合わせを試す方法。一番時間がかかりますが、手がかりが全くセロの場合に最適です。
ステップ 3:回復作業が終了するとパスワードが検出され、ポップアップに表示されます。そのパスワードを使って、ZIPファイルを解凍することができます。
最後に
本記事は、パスワード付きのZIP ファイルを解凍する方法及びZIP パスワードを忘れてフォルダを解凍できない対策をまとめて紹介しました。ZIP ファイルの解凍で困っている時、ぜひこの記事をご参考ください。パスワード付きZIPの解凍はとてもシンプルで簡単です。万が一パスワードを忘れてしまった場合でも、ZIP パスワード 解析 ソフト「PassFab for ZIP」があればZIPファイルを解凍することができます。PassFab for ZIPは簡単かつ迅速に分析できるため、初心者や速度の向上に慣れている人にお勧めです。