突然のトラブルは、PCに付き物です。Windows10といえども例外ではありません。以前、トラブルに泣かされた方々は、そうした場合にシステム修復ディスクが解決のカギとなる可能性があることをご存じでしょうか。知らない方は是非本記事をご確認下さい。システム修復ディスクとは何か、システム修復ディスクの使い方をご紹介させていただきます。
システム修復ディスクとは?
システム修復ディスクとは、OSのシステム不具合に対し、修復や書き換えを行うことで問題解決を行うトラブルシューティングのためのツールです。工場出荷時の状態に戻すリカバリーディスクとは違い、起動に異常をきたしたシステムを正常に回復させるためのディスクです。
システム修復ディスクと回復ドライブの違いは?
CD-R/DVD-Rメディアに対してWindowsの回復環境を保存したものが「システム修復ディスク」です。同様のものをUSBメモリーに保存したものが「回復ドライブ」と呼ばれます。両者のに違いはなく、保存先のメディアの違いにより呼び分けされています。
Windows 10でシステム修復ディスクを作成する方法は?
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「設定」画面で「更新とセキュリティ」を開きます。
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左カラムの「バックアップ」を選択します。
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表示された「[バックアップと復元]に移動(Windows7)」をクリックします。
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「システム修復ディスクの作成」をクリックします。
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書き込みしたいCD-RかDVD-Rを光学ドライブに挿入します。
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「システム修復ディスクの作成」でドライブ選択後、「ディスクの作成」をクリックして下さい。
Windows 10でシステム修復ディスクの使い方は?
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電源を落としたPCの光学ドライブに、システム修復ディスクをセットします。
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所定のキーを押しながら電源を入れ、ブートメニューを起動します。(PCによって、F3、F4、F7連打などがあります)。
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「Press any key to boot from CDor DVD.」と表示されたら、何かキーを押します。
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キーボードレイアウトの選択で「Microsoft IME」を選択します。
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オプションの選択が表示されたら、必要な修復操作を選択して下さい。
他のWindowsシステムを修復する方法はあるのか?
PassFab FixUWinで修復する
PassFab FixUWinは、無料で別のPCから修復ディスクを作成し、起動異常を起こしたPCの自動修復を行うことが出来る専門ソフトです。OSの再インストールを必要としないため、安全に修復を行うことが出来、あらゆるブランドのPCに対応でき、OSもWindows11/10/8.1/8/7と幅広く網羅しています。
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正常なPCでソフトを立ち上げ、USBメモリーを挿入します。
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「今すぐ起動ディスクを作成する」をクリックし、起動ディスクの作成をします。
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自動修復したいPCに起動ディスクを挿入します。
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PCを再起動するとともに、「F12」や「Esc」などでブートメニューに入ります。USBメモリー名をブートドライブに指定します。
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「自動修復」をクリックして、ガイダンス通りに自動修復を実行して下さい。
まとめ
システム修復ディスクについての説明と、その使い方についてご紹介いたしました。また、その他のWindowsシステムの修復方法として、Windows関連のトラブル修復専門ソフト「PassFab FixUWin」を併せてご紹介しました。PassFab Windowsシステム修復ソフトは、その安全性や操作性の高さに加え、10年以上の経験を持つ技術サポートが24時間365日対応してくれるという強みがあります。そのため、初心者でも安心してWindowsシステムの修復対応を実行することができるので、大変おすすめのソフトです。