不特定多数の人が同じパソコンで作業する場合、またはお子様がパソコンを使用する場合などは管理者アカウントを追加するとデータとプログラムを保護する上で役立ちます。管理者アカウントを使用しない限り、特定のプログラムはパソコン上から削除できません。本記事では、Windows 10/11のアカウントを追加して管理者を作成する方法をご紹介します。
1、Windows 10/11にログインせずコマンドで管理者アカウントを追加
Windows 10/11ではユーザーアカウント、Microsoftアカウント、ゲストアカウント、および管理者アカウントからログインが可能です。そのため、アカウントのパスワードを忘れても他のアカウントからログインを試せます。Windows 10/11で各種システムにアクセスする自由な環境を保つため。デフォルトでは管理者権限はオフになっています。それでは、Windows 10/11で管理者アカウントをコマンドで追加する方法を見ていきましょう。
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Windows 10/11のロック画面で「Shift + F10キー」を押してコマンドを開きます。
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2、cmd.exeをutilman.exe.に置き換えます。
- move d:\windows\system32\utilman.exe d:\
- copy d:\windows\system32\cmd.exe d:\windows\system32\utilman.exe
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インストールディスクを取り出してから「wpeutil reboot」を入力後、パソコンを再起動します。コンピューターの簡易操作アイコンを押してコマンドプロンプトを開きます。
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管理者アカウントのIDとパスワードを作成します。例えば、管理者アカウント名はAllison、パスワードはxyz123と設定する場合は次のコマンドを入力して実行すると、Windows 10/11のロック画面にアカウントが追加されます。
- net user Allison xyz123/add
- net localgroup administrators Allison/add
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パソコンを再起動して、新しく追加したアカウントにサインインします。
コマンドプロンプトを使用する場合、1文字でも誤ったコマンドを入力すると初めからやり直す必要があります。コマンドプロンプトからWindows10/11のアカウントが追加できない場合はサードパーティ製のWindowsパスワード回復ツールを使用すると専門的な知識がなくても簡単にアカウントを追加できます。
2、Windows 10/11にログインせずPassFab 4WinKeyで管理者アカウントを追加
Windows 10/11に新しく管理者アカウントを作成する、またはWindowsパスワードを回復する場合は非常に優秀なWindowsパスワード回復ツールPassFab 4WinKeyから可能です。
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PassFab 4WinKeyをダウンロードして起動します。CD/DVDまたはUSBドライブを挿入して起動メディアを作成します。
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「次へ」をクリックすると書き込みが開始されます。
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起動メディアを取り出してロックされたパソコンに挿入します。「F12キー」などの決められたボタンを押してBIOSに入り起動メディアを有効にした後、BIOSを終了するとパソコンが再起動されます。
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Windowsバージョンを選択して「次へ」をクリックします。
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「新しいアカウントを作成」を選び「次へ」を押します。
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ユーザー名とパスワードを入力して「作成」を選びます。
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アカウントの作成が完了したらパソコンを再起動します。パソコンが起動したら新しく作成したアカウントでログインします。
PassFab 4WinKeyでWindows10にアカウントを追加する手順を全てご紹介しました。新しいアカウントの作成以外にパスワードを削除/リセット、アカウントを削除が可能な専門性の高いWindowsパスワード回復ツールです。
まとめ
今回は、Windows10/11にアカウントを追加して管理者を作成する2つの方法をお届けしました。パソコンに慣れていないユーザーはコマンドプロンプトを使う方法は難しく感じるでしょう。一方、PassFab Windowsアカウント追加ソフトはシンプルなインターフェイスを備え、非常に使いやすい仕様になっています。