今はもうWindows10が主流ですが、慣れているからという理由でWindows8.1/8を使い続けている方も多いのではないでしょうか。今回はそんなWindows8.1/8のパスワード変更方法について、アカウントの種類別にご紹介いたします。
- 1.Windows8.1/8でローカル アカウントのパスワードを変更する
- 2.Windows8.1/8でMicrosoft アカウントのパスワード変更する
- 3.PassFab 4WinkeyでWindows8 パスワードを変更する
1.Windows8.1/8でローカル アカウントのパスワードを変更する
まずはローカルアカウントでのパスワード変更方法です。
<Windows8.1の場合>
01初めに、画面右上隅にポインターを合わせます。するとチャームバーが出現するので、一覧の中から[検索]を選択します。
02検索画面が表示されたら、入力欄に「サインイン」と打ち込みます。
03検索結果には歯車アイコンの「サインイン オプション」と「PIN サインインを設定する」の2つが出てきます。そのいずれかを選択してください。
04すると「アカウント」と題された画面が表示されます。「サインイン オプション」メニューの「パスワード」と書かれた場所の下にある[変更]ボタンを押してください。
05「個人用パスワードの変更」という青い背景のウィンドウが表示されます。まず、「現在のパスワード」欄にお使いのパスワードを入力し、[次へ]をクリックします。
06「新しいパスワード」「パスワードの確認入力」「パスワードのヒント」という3つの入力ボックスが出てきます。これらすべてを埋めたら[次へ]を押してください。
07これでパスワードの変更は完了です。[完了]ボタンを押して作業を終了させてください。
<Windows8の場合>
01画面右上隅にポインターを合わせるところまでは8.1の場合と同じです。チャームバーが出てきたら今度は[設定]を選択してください。
02「設定」のメニューが開きます。このうち、右下の[PC設定の変更]をクリックしてください。
03「PC設定」と題された画面が開きます。左側のメニューから[ユーザー]を選択後、右側に出てくるメニューの「サインイン オプション」のすぐ下にある[個人用パスワードの変更]をクリックします。
04すると8.1の場合と同様、「個人用パスワードの変更」画面が表示されます。あとの手順は8.1のときのやり方と同じですので参照してください。
2.Windows8.1/8でMicrosoft アカウントのパスワード変更する
次はMicrosoftアカウントのパスワードを変更する方法です。こちらはオンラインのアカウントですので、インターネットに接続した状態で行ってください。
<Windows8.1の場合>
01ローカルアカウントの時と同じく、画面右上隅にポインターを合わせます。チャームバーが出てきたら[検索]を選択します。
02検索画面の入力欄に「サインイン」と打ち込み、出てきた「サインイン オプション」と「PIN サインインを設定する」のいずれかを選択します。
03すると、「サインイン オプション」を選択した状態の「アカウント」画面が出てきますので、右側の「パスワード」欄の下にある[変更]を押します。
04ここで「Microsoft アカウント パスワードの変更」という青い背景の画面が表示されます。
ノート: 先に「情報の保護にご協力ください」と書かれた画面が出てくることもあります。その場合は指示に従ってメールアドレスを入力し、そのメールアドレスに届いたコードを入力するという手順を実行してください
05「現在のパスワード」「パスワードの作成」「パスワードの再入力」という3つの入力欄すべてを埋め、[次へ]を押します。
06「パスワードが変更されました」という画面に切り替われば成功です。
<Windows8の場合>
こちらの手順もローカルアカウントの時とほぼ同じです。
01まず、Windows8の場合は画面右上隅にポインターを合わせると出てくるチャームバーの中に[設定]がありますので、こちらをクリックします。
02開いた「設定」チャームの中から[PC設定の変更]を選ぶと「PC設定」画面が出てきますので、まずは左側のメニューから[ユーザー]を選択します。
03次に右側の「サインイン オプション」下の[個人用パスワードの変更]をクリックします。
04「Microsoftアカウントの確認」画面が表示されます。入力ボックスに現在のパスワードを入れたら[次へ]を押してください。
05ここで「情報の保護にご協力ください」と書かれた画面が出てきた場合は、8.1の時と同様「メールアドレスの入力→送られてきた確認コードの入力」という手順を踏んでください。
06「Microsoft アカウント パスワードの変更」画面が表示されます。あとの手順は8.1の場合と同じですので、そちらを参照してください。
3.PassFab 4WinkeyでWindows8 パスワードを変更する
ここまで紹介してきた方法を振り返ってみると、ローカル/Microsoftアカウントどちらの場合も既にPCにログイン済みであることが前提の操作でした。ですが、例えばパスワードを忘れてしまってPCにログインできない場合は?残念ながらこれらの方法を使ってパスワード変更を行うことはできません。
そんな時でもパスワードを変更できる方法があります。PassFab 4WinkeyというWindowsパスワード解除専門のソフトウェアを使えば、パスワードを忘れてしまった場合でも変更が可能で、しかも安全かつ素早く実行することが可能です。パソコンをもう一台用意する必要がありますが、基本的にボタンをクリックするだけという簡単操作で誰でもパスワードを変更することができます。以下ではそのPassFab 4Winkeyの使い方を見ていきましょう。
01まず、もう一台のパソコンでPassFab 4WinKeyをインストールし、起動します。説明書きにもある通り、リセットディスクとして使用する空のCD/DVDまたはUSBドライブを用意してください。
02リムーバブルメディアの準備が整ったら、パソコンに接続します。自動的にメディアが検出されますので、認識されたことを確認したら[次へ]を押します。
03ポップアップで表示される注意書きをよく読み、同意する場合は[続行]をクリックして、USBディスクの書き込みを開始します。
04少し待つとリセットディスクが完成します。次のステップのためのガイドをよく読んだら[次へ]を押してください。
05完成したリセットディスクを取り外し、ロックされたパソコンに接続します。
06次に、ロックされたパソコンを起動させるのですが、ガイドにもあった通り起動ボタンを押したらすぐに「F12」または「ESC」キーを連打してください。成功すると画面にブート(起動)メニューが表示されます。
07上手くいった場合はサインイン画面に入る前にリセットディスクが起動します。メイン画面ではお使いのWindowsシステムを選択し、[次へ]をクリックしてください。
08画面上の指示に従い、まずはパスワード変更をしたいユーザーアカウントを選択します。次に、「パスワードをリセット」にチェックを入れ、[次へ]を押します。
09ここでパスワードを新しく設定することができます。お好きなパスワードを入力後、[リセット]ボタンを押してください。
10以前使っていたパスワードは削除され、代わりに新しく設定したパスワードが使えるようになりました。[再起動]を押して新しいパスワードでログインできることを確認してください。
まとめ
いかがでしたか?本記事では、Windows8.1/8でパスワードを変更する方法について説明しました。ローカルアカウントの場合もMicrosoftアカウントの場合も本体の設定から比較的簡単に変更できますが、パスワードを忘れてしまった場合には残念ながら適用できません。そんな時にPassFab 4Winkeyというツールが役に立つことも併せてご紹介しました。アカウントの種類に限らず、またどのWindowsのバージョンでもこれ一つで簡単にパスワードを変更(もしくは削除)することが可能です。Windowsのパスワード関係でお困りの時は、是非PassFab 4Winkeyを利用してみてください。