『iPhoneロック画面解除のパスワードがわからないので、ロックが解除できず困ってます。』
『パスコードを忘れてiPhoneロック解除出来ない。パソコン使用なしに初期化したい。』
『iPhoneのロックを解除しようと、いつも使用しているパスコードを正確に入力したのですが、全く解除ができません。解決策を教えていただきたいです。』
スマートフォンは現代生活に欠かせない存在です。電話やメールだけでなく、SNSや金銭のやり取りも可能です。そのため、個人情報が多く含まれており、他人がアクセスできないようにパスコードを設定するのが一般的です。
ですが、もし自分自身がパスコードをうっかり忘れてしまったら?今回はスマホの中でもメジャーなiPhoneを取り上げて、パスコードを忘れてしまった時にiPhoneの画面ロックを解除する裏ワザを伝授しましょう。
PassFab iPhone UnlockようなPhoneパスコード解除ツールを使用すると、Apple IDやパスコードを入力することなく、ワンクリックで迅速に4桁または6桁のパスコードを解除できます。
- 1.パスコードを覚えている場合にiPhoneの画面ロックの解除方法3選
- 2.PassFab専門ツールでiPhoneの画面ロックをパスコードなしで解除する裏ワザ
- 3.パスコードを忘れた場合にiPhoneの画面ロックを解除するための他の裏ワザ6選
- 4.追加情報1:iPhoneの画面ロックの設定方法
- 5.追加情報2:iPhoneパスコードの種類
1.パスコードを覚えている場合に、iPhone画面ロックの解除方法
パスコードを設定していない場合、本体下部にあるホームボタンを押すか、本体側面部のサイドボタンを押すことでスリープモードが解除されます。
iOS10以降であれば次のような画面になるので、ホームボタンを押すことでホーム画面へと切り替わります (iPhoneⅩはホームボタンがないので、下から上へとスワイプすることで解除できます)。なお、iOS9よりも前の場合は画面の一部を左から右へとスワイプして解除する仕様となっております。
iPhone パスコードを設定している場合、先ほどの画面でホームボタンを押しても直接ホーム画面へとは移らず、設定したパスコードの種類に応じた入力画面が表示されます。
場合1: iPhone パスコードで画面のロックを解除する
これは初期のiPhoneから導入されている方法です。4桁か6桁の数字、もしくは英数字の組み合わせで設定したパスコードを入力することでホーム画面へと進めます。
場合2: 指紋認証(Touch ID)でiPhoneの画面ロックを解除する
これはiPhone5以降に導入されたパスコードの解除方式です。いわゆる「指紋認証」ですが、公式では「Touch ID」と呼ばれています。自分の指紋を登録することで、起動時にホームボタンで指紋を読み込ませ、ロックを解除することができます。
場合3: 顔認証(Face ID)でiPhone ロックを解除する
iPhoneⅩでは顔認証機能「Face ID」が実装されました。iPhoneを起動したら画面を直視するだけでユーザーの顔を解析し、本人であることを確認してロックを解除します。
2.PassFab専門ツールでiPhoneの画面ロックをパスコードなしで解除する裏ワザ
次の裏ワザは、専用のiPhoneパスワード解除ツールを使うことです。PassFab iPhone UnlockのようなiPhone パスコード解除ツールを使えば、Apple IDとパスコードの入力せずに、ワンクリックで素早く4桁/6桁のパスワード、顔認証、指紋認証を解除することができます。
それに、iPhone16、及びiPhone SEなどすべてのiPhoneデバイスとiOSバージョンにも完全対応です。以下、そのPassFab iPhoneパスコード解除ツールの具体的な使用方法を見ていきます。
01PassFab iPhone Unlockeを起動すると、次のようにメインの2つの機能を示すウィンドウが表示されます。左側の[解除開始]を選びます。
02Lightningケーブル等でiPhoneとお使いのPCを繋ぎます。PCがデバイスを読み取ると[開始]ボタンが表示されますので、クリックします。
03自動的に最新のiOSファームウェアが検出されます。その保存先を指定し、[ダウンロード]ボタンを押します。
04ファームウェアがダウンロードされると次のような画面になります。ここで、[解除開始]をクリックします。
05数分で解除成功のウィンドウに切り替わります。これで、パスコードを入力することなくiPhoneにログインすることができるようになりました。
3.パスコードを忘れた場合に、iPhone画面ロックを解除するための他の裏ワザ
- 裏ワザ1: Siriを使って音声でiPhoneのロックを解除する(iOS8~10.1のみ)
- 裏ワザ2:「iPhoneを探す」で画面ロックを解除する
- 裏ワザ3: iTunesでiPhone パスコードを解除する
- 裏ワザ4: iPhoneのリカバリーモードで画面ロックを解除する
- 裏ワザ5: 「機内モード」でiPhone ロックを解除する
- 裏ワザ6: セキュリティロックアウトで、iPhone画面ロックを消去する
裏ワザ1: Siriを使って音声でiPhoneのロックを解除する(iOS8~10.1のみ)
音声認識によってiPhoneを操作できるSiriを使えば、なんとiPhoneがロックされた状態でも解除することが可能です。
もともとSiriは設定のほうで「ロック中にSiriを許可」をオンにしていればロック画面でも使用可能です。ただ、例えばSafariを使って検索することは可能ですが、パスコードを入力しなければ検索結果一覧の中身を閲覧することはできません。
ですが、以下の方法を実行することでパスコード入力の過程を飛ばしてホーム画面に移動することができます。
01まず、ロックされた状態のiPhoneに「Hey Siri いま何時?」と話しかけます。すると、現在時刻が表示されますので、そこをタップします。
02世界時計が開きます。右上の+マークをタップすると、時刻を表示する都市の選択画面に移ります。
03ここで、一覧から都市名を直接選択するのではなく、上のボックスに適当な都市名(例えば「ニューヨーク」)を入力するようにしてください。
04ここで、カーソルをクリックすると[選択][全選択]といったコマンドが表示されますが、対象のOS(iOS8~10.1)の場合、一番右側に「▷(右向きの三角形)」マークが表示されますので、そこをクリックします。
05すると更にメニューウィンドウが開きますので、その中から[共有]をタップします。
06共有先の一覧が表示されますので、[メッセージ]をタップするとメッセージの作成画面が開きます。
07メッセージを開いたら宛先のところに11桁の適当な電話番号を入力し(架空のもので結構です)、キーボードの[改行]をタップします。
08すると、先ほど入力した電話番号が緑色になりますが、もう一度タップすると今度は文字の背景が緑色になります。更にタップすると画面が切り替わりますので、ここで[新規連絡先を作成]をタップします。
09新規連絡先の登録画面になります。ここで、[写真を追加]をタップすると、下から[写真を撮る][写真を選択]という選択ウィンドウが伸びてきますが、[写真を選択]のほうをタップします。
10iPhoneに保存された写真データにアクセスします。ここで[モーメント]を選択すると写真の一覧が表示されますが、ここで数秒ほど待機して下さい。
11暫くしてからホームボタンを押すと、なんとパスコードをまだ入力していないのにもかかわらずホーム画面へと移動することができます。
ご注意 : この方法でiPhoneの画面ロックを解除できるのは、iOS 8〜10.1のバージョンに限られます。また、本体設定で「Hey Siri」機能が有効になっていない場合、この方法は使用できない点にご注意ください。
関連記事: 【実証ずみ】Siriを使ってiPhone画面ロックを解除する方法
裏ワザ2:「iPhoneを探す」で画面ロックを解除する
iPhoneの「探す」はiCloudを利用して紛失したiPhoneの位置情報を割り出すのが主な機能ですが、使い方によってはiPhone画面ロックを解除することもできます。
01まず、PCや家族(友人・知人)のiPhoneといった他の端末からiCloudの「探す」ページにアクセスします。
02iPhoneから実行する場合は、デフォルトで入っている[探す]アプリを開いて[自分]→[友達を助ける]からも同じページに飛ぶことができます。
03すると、Apple IDとパスワードの入力を求められますので、パスコードを解除したい端末にサインインしている(つまり自分の)Apple IDでログインしてください。
04サインインすると、地図上にiPhoneのアイコンが表示されます。アイコンをタップするとメニューが開きますので、[iPhoneを消去]を選択してください。
05すると、iPhoneのリセット画面へと切り替わります。[続ける]をタップした後、再びApple IDとパスワードを入力することで初期化が始まります。
06初期化が完了したらiTunesかiCloudでバックアップデータを復元すれば、ロックの解除は成功です。
ご注意 : 「画面ロックを解除する」といっても初期化の過程を挟みますので、この方法を試す場合は事前にバックアップしていることを確認してください。また、その場合もバックアップしてからパスコードを忘れるまでの使用期間のデータについては失われてしまうこともご了承ください。
裏ワザ3: iTunesでiPhone パスコードを解除する
また、これはPCを持っていることが条件になりますが、iTunesを使ってiPhoneロック画面を解除することも可能です。やはりこの方法もiPhoneを初期化することになるため、iTunesかiCloudでバックアップを取ってあることが前提となります。
ステップ1:事前準備
iTunesを使ったロック解除の前に、iPhoneとPCを接続した際に自動的に同期する設定を変えておく必要があります。やり方としては、まずPCでiTunesを開きます。
上部のタブから[編集]を選択し、[環境設定]をクリックします。
「デバイス環境設定」ウィンドウが開きます。上の一覧から[デバイス]をクリックし、表示された画面の項目「iPod、iPhoneおよびiPadを自動的に同期しない」のチェックボックスにレ点を入れ、[OK]ボタンを押します。
これでiPhoneとPCを接続したときに自動的に同期が開始するのを防ぐことができました。
ステップ2:iTunesからiPhoneを初期化
準備が終わったら、いよいよロック解除の作業です。
まず、ウィンドウの一番右上の「×」ボタンをクリックし、iTunesを閉じます。
次に、iPhoneとPCをLightningケーブルで接続します。ここで、iTunesが自動的に立ち上がりますが、もし立ち上がらなければ手動で開いてください。
ここで、iPhoneのほうの操作に移ります。iTunes上でデバイスが検出されたのを確認したら、iPhoneをリカバリーモードにします。リカバリーモードのやり方はiPhoneのモデルごとに異なりますので、詳しくはAppleサポートの公式HPを参照してください。
すると、iTunesの画面に次のようなダイアログが表示されますので、[復元]をクリックします。
続けて次のようなダイアログも表示されますが、[復元とアップデート]を選択してください。
すると、iPhoneの初期化が始まります。10分以上かかりますので、暫くお待ちください。
ステップ3: バックアップを取る
初期化が完了すると、iTunesのほうは次のような画面になります。復元したいバックアップデータを選び、[続ける]をクリックします。なお、iCloudからバックアップデータを復元する場合はiPhoneのほうを操作して行ってください。
- 復元が開始します。データの量によっては30分以上かかりますが、ひたすら待機します。
- 復元が完了すると、iPhoneのほうでApple IDの入力やSiriの設定などを求められます。
諸々の設定を終了させると、パスコードを入力することなく、また以前のデータを保持した状態でホーム画面に進むことができます。
裏ワザ4: iPhoneのリカバリーモードで画面ロックを解除する
以上のような方法を全部試しても、iPhone画面ロックが解除できないなら、iPhoneをリカバリーモードにすることで、iPhoneのデータを全部消去して、iPhoneロックも解除できます。これからは、iPhoneをリカバリーモードにする手順をご説明します。
01iPhoneをパソコンとアクセスしてから、iTunesを起動させます。
02iPhoneを強制に再起動させます。
03iTunesにメッセージが表示されます。「復元」を選択します。
04次のメッセージが表示されたら、「復元と更新」をクリックし、「次へ」を選択してから、「同意する」を選択します。
05次の画面に入ったら、Apple ID とパスワードを入力してから、「続ける」をクリックします。
06次に、「ダウンロードして更新」または「更新設定」を選択してください。
iPhone 6s 以前: リカバリモードの画面が表示されるまで、ホームボタンとサイドボタンを同時に長押しします。
iPhone 7シリーズ: リカバリモードの画面が表示されるまで、サイドボタンと音量‐ボタンを同時に長押しします。
iPhone 8 以降: まず、音量+ボタンを押してすぐに放してから、音量‐ボタンを押してすぐに放します。次に、リカバリモードの画面が表示されるまで、サイドボタンを長押しします。
裏ワザ5:「機内モード」でiPhone ロックを解除する
次の裏技は「機内モード」を使ってiPhoneロックを解除することです。その手順は以下の通りです。
01ロック画面を上から下へスワイプし、コントロールセンターを出します。
02そして、機内モードにして再度、画面を上から下へスワイプし通知センターを表示させます。
02最後に、不在着信を押します。
02上記の手順で画面ロックを解除できます。しかし次にiPhoneを使う時にパスコード入力をもう一度求められます。
裏ワザ6:セキュリティロックアウトで、iPhone画面ロックを解除する
最後に紹介する裏技はセキュリティロックアウトで、iPhone画面ロックを消去することです。実はApple IDを利用してセキュリティロックアウトモードでのiPhone画面ロックを消去し、iPhoneパスコードをリセットすることができます。
でも、この裏ワザを実行する前に、以下のような条件が欠かせないです。
条件1: iPhoneがiOS 15.2またはiPadOS 15.2以降のバージョンを実行していることを確認します。
条件2: iPhoneがセルラーまたはWi-Fiに接続されていることを確認します。
条件3:iPhoneの設定に使用したApple IDとパスワードを持っていることを確認します。
上記の条件を満たす場合、以下の手順でiPhone画面ロックを消去しましょうか。
01iPhoneのロック画面で、後で再試行するように求められるまで、パスコードを入力してみます。
02セキュリティロックアウト画面になると、下部に[iPhoneを消去]オプションが表示されます。
03[iPhoneを消去]をタップし、確認のためもう一度タップします。
04Apple IDとそのパスワードを入力して、iPhoneを消去します。
05最後のステップでは、[iPhoneを消去]をタップして、すべての設定を削除します。ただし、バックアップがある場合は、iTunesを使用してデータを復元することができます。
06iPhoneを再起動し、デフォルトの手順に従ってiPhoneをセットアップします。
4.追加情報1:iPhone画面ロックの設定方法
iPhoneの画面ロックは、iPhoneのセキュリティ機能の一部であり、他人が無断でアクセスできないようにするために使用されます。以下にiPhoneの画面ロックを設定する方法を示します。
01iPhoneのホーム画面で、[設定]アプリをタップします。
02[設定]画面で、上部にある自分の名前または[Apple ID]をタップします。
03[Apple ID]画面で、[パスコードとTouch ID]または[Face IDとパスコード]をタップします。これは、使用しているiPhoneのモデルと設定によって異なる場合があります。
04[パスコードの設定]または[パスコードを変更]をタップします。
05パスコードを入力するように求められます。6桁以上のパスコードを設定し、できるだけ予測しにくいものを選ぶことが推奨されます。
06パスコードを再度確認するように求められた場合は、再度入力します。
07オプションとして、指紋認証(Touch ID)または顔認識(Face ID)を設定する場合は、指示に従って指紋や顔の登録を行います。
5.追加情報2:iPhoneパスコードの種類
iPhoneのパスコードには以下のような種類があります。
種類1:数字のみのパスコード(4桁または6桁):最も一般的なパスコードで、4桁または6桁の数字の組み合わせです。iPhoneの初期設定では、このタイプのパスコードが要求されます。
種類2:数字と文字のパスコード:6桁以上のパスコードを設定すると、数字と英字の組み合わせを使用することもできます。例えば、「123abc」といった組み合わせが考えられます。
種類3:Touch ID(指紋認証)またはFace ID(顔認証):一部のiPhoneモデルでは、指紋認証(Touch ID)または顔認証(Face ID)を使用してデバイスにアクセスすることができます。パスコードの代わりに、指紋や顔の特徴を使用して認証を行います。
種類4:アルファベットのみのパスコード:一部のユーザーは、英字のみを使用してパスコードを設定することもあります。この場合、数字や特殊文字は含まれません。
まとめ
本記事では通常のiPhone 画面ロック解除方法の他に、パスワードを忘れてしまった場合にiPhone 画面ロックを解除する裏ワザについてもご紹介してきました。どれも一長一短で限られた条件でしか使えないものもありましたが、やはりオススメなのは複雑な操作要らずのiPhone ロック 解除 ソフト「PassFab iPhone Unlock」でしょう。
どんな条件でもロックを解除できるだけでなく、他にもiPhoneのスクリーンタイム パスワード、Apple ID パスワードを解除することができる機能もあります。それに、操作が分かりやすいし、画面ロック解除のスピードも超高速で、初心者でも手軽に使えると思います。
お勧めの記事:iPhoneのバックアップのロックを解除するパスワードとは?