日常では、CSVファイルを使ってパスワードを管理している人がいますね。特にパスワード管理ソフトを利用している場合は、CSVファイルをエクスポートしたりインポートしたりして、色んなアカウントとパスワードを管理・移行することもよくあります。実はiPhone/iPadユーザーに対して、iOSデバイスに保存してあるすべてのパスワードをまとめて移行する場合も、CSVファイルが最善の方法です。
今回の記事は、CSVファイルを利用してiOSデバイスのパスワードを移行・管理しようとしている方々に、CSVを1Password、LastPass、Dashlane、Keeper、Chromeなどのパスワード管理ツールにインポートする方法を紹介したいと思います。
- Part 1.CSVファイルを1Passwordへインポートする方法
- Part 2.CSVファイルをChromeへインポートする方法
- Part 3.CSVファイルをDashlanedへインポートする方法
- Part 4.CSVファイルをLastPassへインポートする方法
- Part 5.CSVファイルをKeeperへインポートする方法
- Part 6.iPhone / iPadにインポートするパスワードをカスタマイズする方法
Part 1.CSVファイルを1Passwordへインポートする方法
ステップ1:まずは、1Passwordアプリでアカウントにサインインする必要があります。そして、メニューバーからい「ファイル」>「インポート」の順にクリックします。
ステップ2:インポートするCSVファイルを選択して、「開く」をクリックします。
これで、CSVファイルが1Passwordにインポートされます。
Part 2.CSVファイルをChromeへインポートする方法
ステップ1:まずは、検索欄で「chrome://flags」を入力して、「enterキー」を押します。次の画面の検索欄で「password」を入力して、「Password export」と「Password import」を「Enabled」にして、Chromeを再起動します。
ステップ2:再起動後、「設定」画面を開き、「パスワード」を選択します。
ステップ3:「保存したパスワード」の右側のボタンをクリックして、「インポート」をクリックします。
ステップ4:パスワードのCSVファイルを選択して「開く」をクリックします。
これでCSVファイルがChromeに読み込まれます。
Part 3.CSVファイルをDashlaneへインポートする方法
スインポートする方法は簡単です。Dashlaneを起動して、「ファイル」」>「パスワードをインポート」をクリックして、CSVファイルを選択します。
以上で操作完了です。
Part 4.CSVファイルをLastPassへインポートする方法
ステップ1:LastPassをダウンロード後、ブラウザのツールバーに LastPass ボタンが表示されます。まずはそのボタンからログインを行います。
ステップ2:そして、「LastPass」のアイコンをクリックして、「Account Options」>「高度な設定」>「インポート」>「その他」を順番にクリックします。
ステップ3:「一般的なCSVファイル」を選択して、CSVファイルを指定してインポートしてください。
Part 5.CSVファイルをKeeperへインポートする方法
KeeperへCSVファイルをインポートするには、まずKeeperアプリをインストールする必要があります。ソフトを起動して、オプションメニューから「インポート」をクリックして、作成されたパスワードのCSVファイルを選択して追加すれば操作完了です。
しばらくして、CSVファイルがKeeperに読み込まれます。
Part 6.iPhone / iPadにインポートするパスワードをカスタマイズする方法
パスワードが1Password、Chrome、LastPass、Keeper、Dashlaneなどのパスワードツールに保存されていない場合は、手動でパスワードをcsvファイルに入力してから、デバイスにインポートできます。
ステップ1:MicrosoftOfficeやWPSなどでCSVテンプレートファイルを開きます。
ステップ2:CSVテーブルにパスワードを1つずつ入力します。
- タイトル列:アカウントのタイトルを入力します
- ウェブサイトの列:ウェブサイトのアドレスを入力します
- アカウント列:アカウント情報を入力します
- パスワード列:パスワード情報を入力します
ステップ3:入力後、ファイルをローカルコンピューターに保存します。
ボーナス:iPhoneまたはiPadのパスワードを管理する方法
最後になりましたが、Wi-Fiパスワードの検索とエクスポート、ウェブサイトとアプリのパスワードの復元、メールアカウントのパスワードの検索、利用時間のパスコードの復元、クレジットカードとApple IDのパスワード情報の表示を行う場合は、iOS Password Manager が最適なオプションです。
まとめ
パスワードは、ハッカーを機密情報から遠ざける唯一の鍵です。だからこそ、それは強く秘密にされるべきです。記憶喪失により、パスワードを忘れることができます。パスワードマネージャーは、ログイン情報を保存し、ワンタップでサインインできるため、作業が楽になりました。CSVをインポートした後、保護されていないデータが含まれているため、別のパスワードマネージャーからエクスポートされたCSVファイルを削除することを強くお勧めします。誰にも送信したり、インターネットにアップロードしたり、ローカルストレージに残したりしないでください。